まとめ(発症から手術、入院、転院へ)

2016.10.1

 昨日からリハビリテーション専門の病院に移っています。この病院については明日まとめようと思っています。とりあえずは順調な滑り出しです。

 転院する直前、それまでの主治医から病気の経過を少し詳しく説明してもらいました。

 先ず私が入院したのが8月23日。すでに一か月以上入院生活を送っています。今回のくも膜下出血の原因ですが、動脈硬化と高血圧、その他の因子が絡んでいるようです。

 だた動脈硬化は分かっていたものの高血圧はここのところ意識していて、夜寝る前に測定し140/85ぐらいだったと思います。ただし食べ物やアルコールによって変動することも確かです。

 ただ一般的にイメージで血圧が180を超え、仕事が忙しく、たばこを吸い続けるビジネスマンというイメージとはかなりかけ離れていて、だからこそ私も安心していました。

 ところがどういうわけか脳への血管の一部が膨張し、そこが裂けたということのようです。そこで前にも書きましたが、治療の方針として出血部位をCTで特定し、止血する。

 出血した血を吸い取るという二つの手術が同時に行われ、止血は成功。吸い取る方はすぐに全部吸い取るわけにもいかず、管を介して体外に排出させたようです。

 この排出させていた期間が1週間から10日で、この間意識はあったものの、正常な思考状態ではなく、私自身このころのことはほとんど覚えていません。

 というわけで、血が止まり漏れ出た血液が吸い取られたころから意識がはっきりしてきて、同時並行でリハビリが始まりました。ただ私は初期のリハビリについては何をやっていたのか全く記憶がありません。

 さてというわけで、ぎりぎり生還したという印象を持っているのですが、問題は今後で再発の危険性は高いそうです。これを聞いてがっくり。

 しかしどうしようもない。再発の兆候は頭痛、歩行障害、物忘れ、おしっこが出にくいだそうで、これは頭の中に余計な液体がたまりすぎると起きるようです。

 当然治すためには手術をしてこの液体を取り去る必要があるようで、そうなるとこれまでのリハビリと全く同じ経過をたどることになりそうです。

 では防止するためには何ができるか。結局血圧のコントロールと規則正しい生活しかなさそうです。当然ながら車の運転は半年は不可だそうです。

 運転中に意識を失って事故、という場合があるそうです。というわけで、これから半年ぐらい品行方正な生活を行う必応があります。

 それでも生きているだけラッキーと考えればいいのですが、喉元過ぎれば・・・・という諺があるように、常に病気を意識した生活をしないといけないと思うと、気持ちも暗くなりがちです。


療養型病院へ転院



第1章 発症から退院まで


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