自宅に戻ったら血圧上昇

2016.10.27

 不思議な現象?が起きました。いつも気にかけている血圧の話です。くも膜下出血になる前は昼間の血圧が130〜150/85〜100ぐらいありました。(記憶で書いているので、その時々数字は異なると思います)

 ところがくも膜下出血となって緊急手術。集中治療室で1週間ほど静養。その後の1週間は病室でほぼ寝たきり。この間に体重が激減。62kgから56kgになっていました。

 その後何とか一命をとりとめリハビリが始まりましたが、筋肉量が落ちあちこちの筋肉がこわばったためか、ベッドから起き上がるにも四苦八苦。ゆ〜っくりした動作で、痛みが出ないように全身をかばいながらのリハビリを行いました。

 この間血圧を測定していたはずですが、今は手元にその記録がありません。このブログの過去の記録を読み返すと出ているかもしれません。

 それはそれとして、その後なんとかリハビリの効果が上がり、最低限の体力は回復したという判断をされたころ、今のリハビリ病院に転院。病気発症からちょうど一か月ぐらい経過していました。

 新しいリハビリ病院に転院してからは、血圧の値をきちんと書くようなシステムに変わりましたが、転院直後の値が133/85となっています。

 ところがその10日後は109/70といった低い数字になり、それ以後は110〜130/65〜80という低い値になっています。

 10月中旬になって、ベッドから起き上がるとき立ちくらみを頻繁に感じるようになり、降圧剤アムロジピンを停止。アムロジピンを中止したものの、血液をサラサラにする薬(バイアスピリン)は飲み続けています。

 そして今回の一時帰宅です。家に帰って血圧が心配だったので測ってみると138/88と上が130を越しています。たぶん帰宅することに対する興奮状態かなと判断。

 やっぱり上がるんだ、と思って病院に戻った今日の朝測ってみると121/76とすでに下がっています。要するに自宅にいた時間帯に通常より上昇傾向にあり、病院に来ると下がるという現象です。

 病院に戻っていったん上昇した血圧がなぜ下がるのか?原因をいろいろ考えてみましたがよく分かりません。思いつくのは

・ 病室内の気温が高い
・ リハビリを除いて、あまり動かず過ごせる
・ 食事が管理されたもので、塩分量が少なく、全体量も少ない
・ 病院内の環境に慣れたため落ち着いて過ごせる

等が考えられますが、この中で有力なのはやはり食事かなという気がします。つまり久しぶりに焼き肉をたらふく食べたわけで、これを消化するために血圧が上昇したと考えると納得がいきます。

 実際昨日は再び病院食に戻り、血圧はこれまで通り低い値となっています。ということは普段食べている食品は量、質の両方で血圧をあげる要素が多数含まれている、ということで退院後は気を付けないといけないなと感じています。
 


退院目指してリハビリ



第1章 発症から退院まで


トップページへ