免許センターで運転能力のチェック

2016.11.21

 自宅に戻って1週間が経過。完璧に復調したかと問われれば、「いやまだちょっと」と答えざるを得ません。どの辺に問題があるかと言われれば、やはり疲れやすいことが第一。

 当たり前ですが三か月近く、リハビリをやっていたとはいえ、ベッドとリハビリ施設更には病院周りの散歩程度しか動いていませんでしたから、ともかく体力が落ちている印象です。

 また脳内出血にともなう高次機能障害も残っているようで、その影響は若干の浮遊感に表れています。当初はかなり下がった血圧の影響かなと思っていたのですが、どうもそれだけではなさそうです。

 脳内に髄液が溢れたわけですが、それがすべて除去できたわけではないだろうと考えると、高次機能障害の説明もつきそうです。要するに髄液の残りが脳のあちこちにこびりついている?状態だという事です。

 これが完全に以前の状態に戻るのかどうかは不明ですが、少なくとも回復するには長時間が必要なんだなということが分かってきました。

 そんなわけで、今後も地道に少しずつ努力をしないといけないなと思っていますが、そんな中今日はちょっと進展がありました。それは運転免許

 リハビリ病院を退院するにあたって、「車は免許センターで講習を受けるまで運転しないでください」と言われていました。そこで今日は息子に頼んで、自宅から45分程度のところにある免許センターまで車で送迎へ。

 免許センターは大混雑していましたが、適性相談室というところは空いていました。すぐに受け付けてもらえて、先ず係りの人と面接。病状や治療の経過を説明。

 続いてシミュレーターと呼ばれる運転席だけの座席に座り、アクセル、ブレーキ、クラッチの踏み方を確認。アクセルについては適度な踏み方を継続するというのが大事。ブレーキの場合は、思い切り素早く踏み込むというのが大事だそうです。

 ここまではペダルをきちんと踏めるかというテストです。最後に「反射時間のテストをします」と言われ、行ったのが画面に赤い点が表示されたらなるべく素早くブレーキを踏むというテスト。

 赤い点は画面のあちこちに表示されるので、全体を眺めて点灯を見たらすぐにペダルを踏まなくてはならず、これが画面の端っこだと結構気が付かないものでした。

 それでも無事テストを終え、すべてOKとのことで、すぐに運転可能な状態となりました。それでも若干心配なので、明日以降天気の良い日に自宅近くの交通量の少ない通りを少し走って練習しようと思っています。 


腹筋で達成感



第2章 退院後の生活


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