ようやく血圧が安定

2017.2.10

 ここのところ血圧が落ち着いています。しばらくするとまた上がってくるのかなと思えますが、例年に比べると今年は落ち着いています。原因は、かなり本格的に高血圧対策に取り組んでいるからではと勝手に解釈しています。

 そもそもくも膜下出血となってしまった理由は動脈硬化や高血圧にあるようだということが徐々に分かってきました。動脈硬化で血管が堅くなっているところに持ってきて、血圧が高くなると内部からその血管を押し広げるような力が加わるわけですから、血管壁に弱い部分があればそこが膨張、破裂する確率は高まります。

 要はそういった場所があちこちにあって、それが脳内の血管なら脳梗塞、くも膜下部分ならくも膜下出血、その他動脈瘤とか、まああとは確率の問題だなと思えます。

 というわけで、今後も同様な状況が続けばくも膜下も含めて、脳梗塞が起きる可能性が高いなと感じています。もしこの上脳梗塞になったら大変です。実際一緒にリハビリをやっている人の中には、見かけは全く問題ないのに手足の一部が動きにくい様子が見て取れます。

 ただこれらは運動機能の障害なのですが、これが認知機能や思考にまで影響を及ぼすと、認知症等、生活にかなり大きな支障があるなと感じます。

 私自身退院直後に「ありゃ変だぞ」と感じたのは、短期記憶の障害。覚えたと思ったのに、5分もすると忘れている、ということをリハビリ中のクイズのような形式で何回も指摘されました。

 最近はすっかり忘れるということはなくなりましたが、それでもうっかり忘れるという頻度は入院前より多いように感じます。従って外出時は、戸締り、ガスの元栓、暖房のスイッチの切り忘れにかなり神経を使うようになりました。

 と同時にこれ以上血管が破裂しないように、血圧コントロールにかなり真剣に取り組んでいます。というわけでこれまで以上の熱心さで、いろいろと血圧上昇要因の除去に努めています。

 私の場合の上昇要因ですが、先ずは気温。しかしこれは避けることができません。ただ防寒対策はしています。普段からズボン下を履き、太ももを冷やさないようにしています。

 本当に寒い時は、首筋に化学カイロを入れるようにしています。夜寝るときも首筋を冷やさないように寝具のかぶり方をいろいろ工夫しています。

 一方なぜ体が冷えるのか、冷えて血圧が上がるのかということを考えていたら、やはり血行に問題があるのではと思えてきました。実際ストレッチを入念に行うと血圧は下がりますから、それだけ末端の血管が寒さで堅くなっていると思われます。

 そこで図書館からストレッチの本を借りてきて、その中から自分でできて気持ちが良いと思われるストレッチを選んで朝晩に行っています。

 何回か書いていますが、当初痛くて曲がらなかった関節部分が、繰り返すことにより少しずつまがるようになり、同時に曲げた後の爽快感も生まれるようになりました。

 これは3日や5日で変わるものではなく、10日とか一か月単位で変化がありますね。今まではそういった変化を感じる前にやめていたように思います。

 残っているのが食事ですがこれがやっかいです。


味覚異常とセロリ


第2章 退院後の生活


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