高次脳機能障害の現状

2018.4.23

 段々と暖かくなってきて、体調もそれなりに良好。血圧は日によって上下動はあるものの、平均的に見るとだいたい125/85ぐらいで落ち着いています。

 降圧剤は冬の間アバプロ50mgを毎朝1回飲んでいましたが、3月中旬のバンコク・クアラルンプール旅行で血圧計を持参し、暑い現地で測定したところ、時に90/50なんて言う低い値が出るようになりました。

 また街中を歩いている最中に、いつもよりふらつきの程度がひどくなったように感じたので、旅行中に降圧剤を自分の判断で25mgに減量し、それが今も続いています。(その後かかりつけの医師に事情を話し減量の了解も得ています)

 最近になって、日本もどんどん暖かくなり、昨日はこの近辺の気温も30℃ぐらいまで上昇。私はたまたま今年から借りることにした市民農園で苗の植え付け作業等をしていましたが、座った状態から急に立ち上がると立ち眩みを感じましたので、本格的な暑さがやってきたら、場合によっては降圧剤の服用を停止できるかもと思っています。

 そんな中、先日録画したテレビ番組で、健康関連の「がってんシリーズ」を視聴していたところ、たまたま「便秘」の話題が取り上げられていました。

 実は「クモ膜下出血」を経験するまで、私の胃腸はすこぶる調子が良かったのですが、1年8か月前の緊急手術後から便秘がちな症状が今も続いています。

 当初は、なんか体質が変わったなという軽い気持ちでいたのですが、上記番組の中で、「便意があっても出にくい」という人は、直腸周りの筋肉が必要以上に緊張し便秘がちになるという話をしていました。

 「なるほどなるほど、そんな人もいるんだ」と思いつつ番組を見ていたら、その筋肉を意識的に緩めるといった簡単な体操が紹介されていて、「これなら私も出来そう」と思い、以後暇があるとその運動をしています。

 それはそれとして、では「なぜ筋肉が緊張するようになったのか」ということを考えていた時、もしかしてこれもいつも感じている「ふらつき」同様で、高次脳機能障害の影響なのではないかと遅まきながら思いいたりました。

 というわけで、このブログの過去記事を見て、改めてクモ膜下出血手術直後の記事を読み返してみました。実は当時のことは、特に手術から一か月ぐらいまでの病院の生活記憶がほとんどありません。

 これもクモ膜下出血の後遺症の一種かなと思っていますが、改めて読み返すと、かなり便秘で苦労していた当時の記憶が少し戻ってきました。

 そんなわけで、いったいこの高次脳機能障害は現在の私の生活にどんな影響を与えているのかと改めて最近思うようになり、改めて手術前後で著しく変化した私の体調にはどんなものがあるかを調べてみようと思い立ちました。

 というわけで明日から、少しずつ私が体験している高次脳機能障害の種類と現状、さらにこれまで試みた対策についてまとめていこうと思います。 


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