寒いときはふらつきが悪化

2018.3.25

 クモ膜下出血の手術後の高次脳機能障害ですが、私の場合は主な症状は三つ。一つ目がふらつき。浮遊感があり、歩いているとき意図せずに体が勝手に傾くような気がします。

 二つ目が味覚障害。これは徐々に改善傾向にあるなと思っていますが、風邪をひいて鼻が詰まったとき激しく悪化。つまり味覚は嗅覚と連動しているということです。

 結局味というのは、見た目、匂い、食感等が本来の味を装飾して、それら全体の感覚が一つの味覚を形成しているんだということが良く分かりました。

 三つ目がろれつの回りにくさ。これは私自身があまりお喋りではないし、普段の生活は父子家庭で息子は大学やアルバイトで飛び回っていますので、夕食時にちょっとした会話を交わすときに「ありゃ、またこの言葉がもつれる」と感じる程度です。

 しかし2〜3回試してダメな場合(意識して発音しなおしても、同じ場所で同じように引っかかります)違った言葉で言い直すと何とかなりますので、不愉快だなと思うものの、コミュニケーション上に支障が出るということはありません。

 ただ電話をしていると、言葉がもつれるときがあり、これは結構コミュニケーション上面倒だなと思っています。その意味では普段の会話は声以外に、ジェスチャーや顔つき等でコミュニケーションが出来ていることが多いんだなと改めて気づかされまされました。

 というわけで、高次脳機能障害と言っても、私の場合は生活に著しく支障が出ているわけではないので、「本当に良かった」と思うようになっています。

 一方、こういった高次脳機能障害は日常的に感じていますので、「今日の調子はどうかな?」なんてことを毎日考えて暮らすようになりました。

 ここのところ、「あっこれは関係がありそうだ」と思ったのが、寒いときはふらつきの程度が悪化するように思えること。いろいろ考えて、これはもしかしたら寒さで首の後ろ側の血管が冷えて細くなり、小脳への血流が阻害されている影響ではないかと考えました。

 こういったふらつきの症状を意識するようになって、朝の起き掛けのストレッチメニューの中に片足立ちというのを取り入れています。

 両足を縦にそろえて立ち続けるというものと、片足で立ち続けるというものですが、これを毎日交互にやっています。ふらつきが悪化しているとこれらの記録は悪くなります。

 手術直後は10秒ぐらい維持することも困難でしたが、今は3分を目標に行っています。しかしこの記録も寒いときは悪くなるような傾向を感じます。

 その意味では寒いときは襟を立てるとか、マフラーを着用するといった工夫が今後は必要かなと思うようになっています。しかしふらつきは怖いですね。

 特に駅のホームや河川敷きをウォーキングしているとき、ちょっと他人に押されたらそのまま転落という危険を感じます。今までそんなことを考えたこともありませんでしたが、もしかすると日常的にそういった兆候を感じながら歩いている人も多いのかなと思え、これまで以上に他人にぶつかることを心配するようになりました。

 その意味ではホーム上で歩きスマホをする人にぶつかられたら悲惨だなと思うようになっています。




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退院後の生活(2)