血液の成分とその働き

2018.6.26

 クモ膜下出血の原因として高血圧や動脈硬化が考えられることが分かりました。そこでその解消のために、食べ物、運動、ストレッチ等について調べてきました。

 結果的には抗酸化物質を含む野菜を多く食べればよいということが分かり一段落です。そこで次は何について調べようかと思い、ちょっと更新が滞っていました。

 というわけで、これまでは血管そのものの柔軟性と言った観点で調べていたので、今度はその中を流れている血液について調べてみることにしました。

 そこで先ずは血液の復習から。手元にある高校の生物で使う資料集を見ています。最初に調べたのは人間の血液量。以前妻が罹患した悪性リンパ腫について考えた時も、量について調べた記憶があるのですが忘れてしまいました。

 ネットの情報によると体重1kgあたり80mLと書かれているページがありました。ということは体重50kgで4リットル。私の場合は58kgなので約4.6リットル。

 人間の60%は水分という数値を考えると意外に少ないような気もしますが、その他の液体成分は組織液やリンパ液なのかなという気がします。

 この血液の内30%が失われると生命の危険が生じるそうですから、約1.2〜1.4リットルの血液がそれに該当します。次に重要なのが血液の役割です。

・ 酸素、二酸化炭素、栄養素、ホルモン、免疫物質、老廃物の運搬

・ 体温の維持等体内環境の維持

・ 異物除去、止血等の生体防御

 ということですが、改めて調べてみるといろいろな役割を担っているんだなと感じます。また心臓はこれらの血液を送り出しているわけですが、その送出量は1分間に5リットルだそうですから、今心臓を出た血液は、30秒で頭や手足の先端に達し、再び30秒でもどってくるということになります。

 ちなみに心臓は1分間に60回拍動しているわけですが、だとすれば1時間に3600回、1日に86400回、年間だと31536000回。ものすごい数です。さらに80年間なら2522880000回、すなわち約25億回。あらためて心臓の筋肉の強さが実感できます。

 それはそれとして、次に上記のような役割を持つ血液中にはどんな物質が含まれているのか?健康診断の血液検査は、私にとっては大嫌いな検査の一つですが、抽出された血液の色は赤黒いですね。

 これをガラス瓶に入れてしばらく放置すると、二層に分かれます。下の方の黒っぽい層を「血餅」、上の透き通った部分を「血しょう」と呼ぶみたいですが、色の違いは内容物の違いと言っても良さそうです。


ヘモグロビンが酸素を運搬



動脈硬化について


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