転院した療養型病院の印象

2016.10.2

 10月2日転院3日目の朝です。6時半に起きました。腹具合は出るべきものが出たようで落ち着いています。朝トイレに行くと、素直におしっこが出て、当たり前ですがこれも快感。

 散々悩まされた便秘ですが、昨日昼頃リハビリの最中に突然便意を催し、先生に断ってちょっと中断。トイレに行きしばらく待っていると相応の便が出て爽快。以後のリハビリが楽でした。

 さて、新しい病院ですが、前回は大学病院で、いわゆる病院だなという印象が強かったです。やることなすこと機能的で、職員さんは皆親切。設備も整い、ここならばと安心できる雰囲気がありました。

 ただ病院ですから、病気の治療が専門で私のような病気そのものの治療が一段落し、そこから入院中に衰えた様々な身体機能を長期的に回復するという目的には合致しないようです。

 リハビリ施設は充実していて職員さんも皆親切でしたが、その目的は衰えた体を日常の最低限の生活ができるまでの機能回復と考えている印象です。

 そうすると、ある程度身の回りのことが出き、あとは実生活に戻るための機能回復という目的は達成できないことになります。というわけで転院を勧められたということになります。

 転院は息子の運転する車で行いましたが、もし一人者だったらどうするんだろうとちょっと気になりました。一人者の生活は何かと不便だなと感じることが多いです。

 しばらくぶりに乗った息子の運転する車は、以前よりかなりスムースに走り、安心して乗っていられました。これはちょっと予想外だったので、「運転うまくなったな」と言うと、ちょっと照れくさそうにしていました。

 親子であっても、褒めてもらうというのはうれしいことに違いない、と最近確信するようになっています。

 新しい病院は、自宅から車で30分程度のところにある中規模病院で、敷地はかなり広そう。交通の便がちょっと悪いのですが、その分落ち着いています。

 駐車場に車を停め中に入ると、通常の病院とは違いカフェや売店等が目につき、暗い顔で診察の順番を待っている患者さんが多数という雰囲気はありません。

 病院というより療養施設という雰囲気です。早速受付を済ませ、部屋に案内。今回もあえて個室を選択。大学病院よりは狭くなりましたが、個室の広さは20m2以上?

 洗面、トイレ付き。2階の部屋ですが、周囲に高層の建物はなく、遠くまで景色が広がっています。食事は食堂というところで食べるのですが、座席は指定。

 どうやら患者さんによって個別の食事となっているようで、おかずの種類や量が微妙に異なるものが、時間になると運ばれてきます。

 うれしかったのは、全体の量が大学病院の物より少し増えたこと。「食事が良い」という評判の病院でしたが、その通りだなと感じました。早速減った体重を戻そうと思い、ガシガシ食べています。 


本格的なリハビリ開始



第1章 発症から退院まで


トップページへ