本格的なリハビリ開始

2016.10.3

 6時半に自然に目が覚めました。この病院は、6時に強制的に起こされて検温、血圧測定という決まりがありません。朝食は8時ですが、その間に血圧だけ自主的に測って記録をとればよいようです。

 ということは朝食まで1時間ほど暇な時間ができるということですが、テレビは無料なのでニュースを見たり、こうやってブログを書いたり(ポケットwifiです)しています。

 テレビは無料というのがありがたいです。前回の大学病院では1000円のテレビカードが数日でなくなってしまい、結局転院までの約一か月で1万円ぐらい余計なお金が必要でした。

 さて昨日ですが、朝食は8時。会場に出向くと先客が10名ぐらい。大多数が70代に思え、女性の方が男性の2倍程度います。8時10分に配膳があり、ちょっと大盛りのご飯におかずもたっぷり。

 ただしおかずは野菜が主体ですあから、日頃肉食の人は辛いかもしれません。私は自家製の家庭菜園の野菜の味に慣れているので、どれもおいしかったです。

 部屋に戻るとき、「○○さんは状態が良いので、昼から別室で食べてください」という指示を受けました。確かに腰の痛み等を除いて、みかけは普通の人と変わらないはずだよなと自分でも思っていました。

 別室では、程度の軽い人が集まっているということでした。ちょっと楽しみにしていったん部屋へ戻ります。ただ同じ姿勢で食べていると腰が痛くなります。これがなければ普通の人と見かけは変わらないだろうなと思います。

 バクバク食べているので、ウエストが少し回復してきました。入院前は80cmぐらいだったウエストが、入院後70cm程度まで減少。ベルトを締めると、穴が足りずに、ズボンがぶかぶかでした。それが70数cmまで回復です。

 ちょっと部屋で休憩して10時からリハビリ開始。だいたい毎日分野別(理学療法、作業療法、言語聴覚)の3種類が、それぞれ1〜1.5時間あります。

 皆さん、大変親切で大学病院よりもテクニックが上だなと感じます。こっちの病院の方がリハビリは厳しいと聞いていましたが、やってみるとこちらの方が丁寧で親切。

 ただもしかすると大学病院のリハビリで、基本的なリハビリに慣れていたからかもしれません。10時過ぎに終了。部屋に戻って休憩。

 お昼になったので、指定された場所に出向くと、男性の先客が4名。今日からこっちで食べますと挨拶をしましたが、皆さん寡黙。まあ初対面ですからしょうがないと思います。

 午後は言語聴覚士のいろいろな検査。口の動きや舌の動き等、いろいろな興味深い検査をされました。私の場合は、会話はほとんど支障がないのですが、ときどき焦ると呂律が回りにくくなります

 その原因は左側の舌の動きに問題がありそうなことが分かりました。これは面白い検査でした。

 その後はすぐに理学療法となりましたが、優しい女の先生で、腰回りの筋肉が痛いという訴えで、腰周辺の筋肉を触診。一部の筋肉がかなり張っているということで、姿勢維持のため筋肉に負担がかかっているようです。

 これは少しずつほぐすしかなさそうで、地道にリハビリを続けるしかなさそうです。リハビリ中にブログを書いていることが話題になり、どうやらブロガーだということが病院関係者に知れ渡ってしまったようです。

 アカウント名を教えてくれと言われ、得意になって教えましたが、これであまりバカなことは書けないなと自制心が生まれました。

 というわけで、転院3日目が無事終了。9時にはベッドへ。あっという間に寝ていました。 


発症したら迅速さが勝負



第1章 発症から退院まで


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