転院7日目、風呂に入ってすっきり

2016.10.6

 今日は1週間に2日しかない入浴日。朝は6時前に起きて健康関連ブログの更新。腰のまわりの違和感や痛みを除くと割と元気です。ちょうど転院してから1週間が経過。

 リハビリ専門病院なので、前の大学病院と違ってすべてのテンポがゆっくりしています。てきぱきやる必要がないということでしょうか。

 精神衛生上追いまくられるということがないのがありがたいのですが、なんかのんびりしているなという印象も受けます。血圧も自分で計ります。自宅から愛用の血圧計を息子に持ってきてもらいました。

 123/84で脈拍が74.一時期脈拍は80を超えることが多かったのですが、この病院に来てから80弱となっています。全体のゆるい雰囲気が脈拍にまで影響しているようです。

 測定後再度30分ほど朝寝。8時になったので朝食。服薬といつもの儀式が続きます。9時、最初のリハビリ開始。言語聴覚のリハビリだそうです。

 特定の語句で時々口が回らなくなり、ゆっくりと言い直したりしています。しかし面白いことに同じ文字で引っかかります。頭では読み方が分かっているのに、それを口に出そうとすると引っかかります。

 もしかしたらと思って「こういう特定の文字を発音するのが苦手」という子供さんいませんかと聞いてみると「いる」とのことです。

 よく教室で教科書を音読させる先生がいますが、「特定の単語でひっかかる子供さんがいたら、今の私のような障害が発生している可能性があるのでは?」と聞いてみると、可能性があります。とのことでした。

 ということはそれを持って、馬鹿にしたリ何回も読ませなおして間違いを指摘するのは、本人にとっては屈辱的な扱いになっているんだということです。

 ましてや「こんな字も読めないのか」と教員が声を荒げたりすれば、ますます委縮してしまうということです。現役時代を思い返いしてそんなことがなかったのか記憶を探ってみました。(たぶんなかったと思います)

 言語のリハビリを無事終えて、部屋に戻るとちょうど入浴の時間。私がパンツだけを持って部屋を出ようとすると、付き添いの看護士さんが「他に着替えは?」と聞いてきて、「これだけです」と答えるとちょっと不満そう。

 風呂にはいったら、今着ている衣類は全部取り換えるというのが鉄則のようです。私は「朝変えましたので」と適当な言い訳をしてごまかしましたが、結構面倒です。

 しかもこの方付き添いなので風呂場までついてきて、私がパンツを脱ぐまでそばで見守っています。ちょっと恥ずかしい思いをしました。

 しかし近くで同じように風呂の準備をしている人は、見ていようがいまいがお構いなしにどんどん脱いでいます。また手伝いの看護士さんたちも、手が止まるとすぐに手伝って脱がせてくれます。

 すごい世界に来たもんだと思いつつ、無事バスタブに入ってさっぱりしました。結局「慣れ」ですね。


治療期間、入院期間



第1章 発症から退院まで


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