2016.10.15
朝の涼しさを感じるようになりました。8月の終りに突然くも膜下出血となり、とりあえず手元にある衣類を持って大学病院に緊急入院。9月の終りまでそこで過ごしました。
その後最低限の動きができる程度までリハビリが進み、9月の終りに今の療養型病院に転院。ここで通常の最低限の生活ができるようにリハビリを続けていますが、その間に季節はどんどん進行。
息子に秋用の衣類を持ってきてもらいましたが、当然すべてを持ってきてもらうわけにもいかず、雑然と積み上げてあったものの中から適当にもってきてもらいました。
息子は、この間すでに二か月近く一人暮らしを強いられ、バイトをしなくてはならず、さらに三度の食事や私との連絡もする必要があり、大変な負担だったろうなと感謝しています。
それはそれとして、当初持参していた半袖の衣類はもはやほとんど役に立たない季節となりました。次回17日に家に戻ったとき、冬用の衣類を持ってこないといけないなと思っています。
というわけで、17日を楽しみにしているのですが、メンバーは3〜4名で、理学療法、作業療法、言語聴覚といったリハビリの専門家や市の職員?が同行し、駐車場から玄関までの動線の確認が最初の仕事みたいです。
つまり駐車場から家に入るまでの段差、階段を確認し、ドアを開け家の中に入るのに支障はないのかということの確認です。もし支障があれば、スロープや手すり等の設置を要請されるみたいで、この費用は市から多少補助があるみたいです。
そのための職員も同行するようで、なんだか家のまわりで4〜5人が集まってワイワイやる雰囲気です。その後玄関からリビング、キッチン、トイレ、風呂、寝室といった場所への移動の確認。
廊下や階段では手すり等の設置の有無の確認があるみたいです。幸いなことに我が家は妻の入院騒ぎの時、2階への階段に手すりを付けていますので、これが今回役に立ちそうです。
その他実際にやってみないとわからない部分も多々ありますが、あれやこれやと不足している部分が多ければ、当然補修工事も必要になります。
これらの費用は補助があるようですが、当然自腹の部分が多額になり、金がなくて補修できないという事態も発生するのではと思われます。そのことでぶつぶつ文句を言っている人もいました。
ただ市や病院の考え方としては、万全の状態で家に戻したいということなのだと思います。しかし住み慣れた家について、ここが足りない、あそこを補修しないとと言われ続けたら、短気な私はだんだん腹が立ってきそうです。
なるべく冷静かつ穏やかに対応しようと思っていますが、なかなか大変そうです。しかももしこの補修の受け入れを拒否すれば、退院が認められないということにもなりかねません。
なかなかリハビリ施設からの退院は面倒な時代になっていたようです。こんなことを知っている人は少ないだろうなと思えます。また退院後に車の運転をするためにも免許センターでそれなりの手続きを行う必要があるみたいで、なかなか大変です。