リハビリ生活で約70日が経過

2016.11.6

 11月に入り、すっかり季節は晩秋という雰囲気になってききました。病室の窓からは、毎日きれいな青空が見えています。昨日は6時に起床。

 身支度をして6時45分に血圧を測ると128/71で、ちょうどよいぐらい。朝食までの時間にこのブログ昨日分を更新。朝食は余すことなくしっかり食べて、朝食後はタイブログの更新。

 タイには当面行けそうもないのですが、次に行くときはどうしよう、なんて考えているといろいろ書きたいことが浮かんできます。そういったことをまとめていると、「よし来年は絶対行くぞ。そのために早く治さなくては」という気になります。

 9時半過ぎになって、作業療法のリハビリ。無難にこなして、10時過ぎから新たに加わったのが自主トレーニング。40分という時間ですが、これまで理学療法士さんの指導の下で行っていたトレーニングを、自分で自主的に行うというプログラムです。

 いつもようにストレッチを兼ねた、簡単な腰痛体操を10分ほど。自分でやるので手を抜こうと思えばいくらでも抜けるのですが、ついまじめにやってしまいました。一応アドバイスをしてくれる係りの方が遠くで見守っています。

 ストレッチを終えて、「ニューステップ」と呼ばれる自転車のマシンに乗ります。腰痛がほとんどなくなって、ペダルをこぐのが楽になったので、これも楽しいです。

 10分間と決めていますが、こいだ歩数が表示されます。最初の頃はゆっくりこいで500〜600が精一杯でした。最近は750〜830ぐらいまでこげるので、毎回記録を更新するぞと気合が入ります。この日は830でした。

 マシンを終えて次が苦手なバランス。種目は目安が示されていますが、これをやらなくてはいけないというものはなく、自由に選べます。

 バランスといっても片足だけや両足を縦にそろえて立ち続けるだけですが、どうもこれがへたくそで、片足だと30秒が限度です。両足だと1分ぐらい保持できるようになりました。

 一応始めた頃に比べると記録が伸びています。ただ立っているだけでトレーニングになるのかと思いましたが、身体がそういった動きを察知して、小脳あたりに新たなバランスの回路を構築するようで、記録は延びています。

 その他スクワットやつま先立ち、足を真横に振り上げる等の練習を行い、昼食休憩。午後のリハビリは最初に理学療法士さんと病院の外回りを早歩き

 この時生まれて初めて両足首に1kgの重りを巻いてもらいました。最初は思ったより軽いなと思ったのですが、500mほど離れた公園まで往復すると、結構きついことが分かりました。

 退院後自宅近辺でウォーキングをする際も、軽い重りを巻いて歩いたらどうかと思いました。水を入れたペットボトルを持って歩いている人もいますが、手の振りに良いとのことでした。

 この日は最後に簡単なグループ体操を行いましたが、朝から晩まで体を動かしていますので、夕食を食べて夜8時を過ぎると眠くなってきます。

 というわけで1日があっというまに過ぎていきます。振り返ってみれば最初の病院に入院してからすでに70日近くが経過しています。大きな寄り道だなと感じますが、長い人生のなかで数か月の寄り道と考えるのもいいかなとと思うようになっています。


退院後の水頭症が心配



第1章 発症から退院まで


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