リハビリ機器の講習

2016.12.5

 今日は大学病院に行き、MRIを撮影の予定です。医師の話によれば今回破裂した動脈のそばに、もう1本心配な血管があるという事で、それをきちんと撮影したいという事でした。

 もしかすると造影剤も入れるのかもとちょっと心配ですが、まあ検査をする前からあれこれ心配をしてもしょうがない、と自分に言い聞かせています。

 この検査で異常がないという事が証明されれば、治療はほとんど終了という医師の話でしたので、最後の関門かなと思っています。

 一方昨日は先日予約したリハビリ病院に行き、リハビリ設備の講習を受けてきました。病院は埼玉県の川越市のはずれにある霞が関南病院です。

 ここには入院している患者さん専用のリハビリフフロアがあるのですが、その隣にビジターが利用できるリハビリ設備コーナーがあります。

 そこの機器をお金を払って使わせてもらうという事ですが、日曜日は空いていることが多いようです。駐車場に車を停め、受付に行くとすぐに説明を始めてくれました。

 所定の書類をちょっと書いて、先ずはビデオを見て準備体操。体のあちこちを柔軟にするストレッチですが、ここで新たな知識がいくつか増えました。

 第1点。同じストレッチを10回も20回も繰り返す必要はないということで、ともかくゆっくりとした動作で、曲げたり伸ばした状態をひとつのの動作で数回やってその状態を維持することが大事だという事です。

 私は仰向けになって、足を伸ばした状態から片足だけ膝をもって腹側に引き付けるというストレッチを毎朝やっていますが、ぐっと引き付けて終わりというのではなく、引き付けた状態の姿勢を数秒間維持するというのが大事になります。その維持している時間帯の間筋肉が伸ばされる(ストレッチ)ということだと思います。
 
 第2点。曲げ伸ばしに関しては勢いをつけない。つまり反動をつけて曲げるのではなく、あくまでゆっくり曲げていくという事です。

 第3点は分かっていたことですが、ストレッチをしている最中はゆっくり呼吸を続ける。息を止めてストレッチをすると血圧が上がってしまいよくないという事でした。

 というわけで一通りのストレッチを10〜15分程度やり、続いてあちこちに置いてあるマシンの説明を受けました。最初に有酸素運動の代表機器であるペダルだけの自転車

 「足が長いですね」とお世辞を言われていいきになってペダルをこいでいましたが、「本当はもう少し早い速度でないと」と言われがっくり。早くこぐと息が上がりそうになります。

 その後腹筋、背筋、太もも等様々な部位に鍛錬に特化した機器を次々体験。それぞれにおもりがついているのですが、一番軽いものから3番目ぐらいまでのものを使用。

 よく見ると1kgから50kgぐらいまであり、トレーナーの人も50kgを使う人は滅多にいないと言っていました。それぞれの機器を説明を受けながら一通りやってみましたが、当然やりやすいものとやりにくいものがありました。

 私が本当にやりたかったのは有酸素運動なのですが、機械を使って特定の筋肉に特化した鍛え方もまたいいものなのかもしれないなという感想を持ちました。

 一通り終えると、さすがに疲れたなという感想を持ちました。ただ今日になって筋肉痛が出るかもとトレーナーの人は言っていましたが、今のところそんな気配は全くありません。昨晩は良く眠れましたので、程よい疲労度だったのだと思います。 


リハビリは継続しないと意味がない



第2章 退院後の生活


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