上がりかけた血圧を下げる方法

2016.12.20

 上り始めた血圧をどうやって下げるのかというのは、これまでも経験がありますが非常に難しい。車が坂道を降りるとき、「うわあ、スピードが出そうだ」と思ってブレーキを踏んでも、しばらくの間はスピードはさらに増します。

 ようやくブレーキが効き始めたころ、なんとかスピードの上昇は収まるものの、元のスピードに戻るためにはさらにブレーキを踏み続ける必要があります。

 つまり上がり始めた血圧を下げるためには、いつも以上の降圧のための努力をしないといけないわけで、それをしても最初はなかなか下がらないという事になります。

 ましてや車のブレーキなら、踏めばスピードは落ちるという事がはっきりわかっていますが、血圧の場合どうすれば下がるのかという明確な方法がわからないというのがネックです。

 というわけで、私が行った方法。どうやら体重と血圧に多少の相関関係があると分かってきたので、体重を減らす若しくは食べ過ぎないことが第一目標となりました。

 そこでここのところ若干増加傾向だった3時のおやつやクッキー等の甘いもの系を控え(と言ってもクッキーは数個しか食べていません)、食事は野菜系を増やし全体量を減らしました。

 ただ野菜系を増やす食事というのは、私のような男の一人者にはなかなか難しい要求です。また息子は肉食が食べたいというので、その間を取ったメニューが難しい。

 結局冬場であることを良いことに、鍋料理を増やし、玄関先に買い置いてある野菜を片っ端から煮て食べることになりした。さらに食事量はともかく腹一杯になる直前にやめることを意識。

 しかし多数の女性がダイエットに挑戦し、次々と誘惑に負けて食べ過ぎてしまうという気持ちが実によく分かります。あと少しなら良いか。このぐらいなら食べた内に入らないだろう等々、自分に都合の良い言い訳が次から次へと浮かんできます。

 ともあれ、食事量は少し減ったと思います。次が運動。寒い時は危険だなと思いますが、外気温が10数℃を越していればウォーキングにも行けます。久しぶりに少し長い距離を歩くと息が切れるので、やはりここでも体力が落ち、運動不足になっていたんと再認識。

 当然ながら朝晩行っているストレッチも、これまでより気合を入れなおして行っています。そうすることによって夜の睡眠も深くなりました。
  
 そうやって5日ほど経ち、少し血圧は下がってきました。具体的には12/14に164/100、12/15に180/100、12/16に180/105となりましたが、12/17は144/94、12/18は133/86、昨日12/19が128/77、本日12/20が131/80と落ち着いています。

 問題はこれが続くかどうかですが、とりあえずブレーキが効いて少し落ち着いて来たと言えると思います。


高次納期脳障害克服に要する時間



第2章 退院後の生活


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