階段の活用で降圧効果

2016.12.30

 寒い日が続いています。早く暖かくならないかなと例年以上に強く思っていますが、これからが本格的寒さですね。相変わらず血圧の動きを注視しながら生活しています。

 今のところ落ち着いたようですが(125/80ぐらい)この先もこれが維持できるという確信はあまりありません。これまでも、「調子がいいぞ」と思って気を許すと、数日でじわじわっと上がってくることが多かったからです。

 なぜ気を許すと上がるのかと言えば、食事量が増え、運動をせず、水を飲まないという事が増えるからかなと思っています。ただ今回だけはクモ膜下出血の引き金になったのが血圧の大きな変動ではないかと疑っているので、ともかくコントロールしようと躍起になっています。

 そこで血圧を安定させるためにネットで血圧に関する記事を検索しているのですが、まあとにかく様々な意見がありますね。例えば塩分は控えたほうが良いというのが高血圧の一般的な認識ですが、中には減塩すると血圧が上がるというような研究もあります。

 さらにあれを食べると良い、これは控えたほうが良い、というアドバイスも多数ありますが、その通りにして必ずそうなるというものでもなさそうです。

 その意味では、高血圧に関して血圧を下げるには「これが正しい」と言われるような画期的な方法はない、という事なのかもしれません。従って議論百出で、血圧についてまじめに考えようとしている私のような患者は、それらの情報に振り回されるという事です。

 さらにこういった状況に、意図的な情報を流して商業的な利益に結びつけようという会社が現れると話はさらにややこしくなります。

 つまり自社の製品の売り上げを伸ばすために、高血圧にはこれが効くという宣伝活動があるということです。多くの場合少数のデータであたかも効果があったかのような記述をしていることが多いです。

 煽情的な見出しで注意を引き、ず〜っと読んでいくと最後に「これを解決するためにはこれを食べればよい」という流れのページが多いです。

 というわけで、もう少し信頼できる情報がないのかなといろいろ探しているうちに、これなら間違いなさそうだと思った項目がいくつか出てきました。

 一つ目。高血圧患者が運動のために階段を利用するのは良いことだが、下りだけでも十分効果があるという事。特に上りは血圧が上がってしまうことに注意が必要なようです。

 ただこれもネットを見ると多数の意見があって賛否両論。しかしまあ何もしないよりやったほうが良いに決まっています。下りが良いという事なら、近くのデパートに行ってエレベーターで最上階まで上がり、後は中の商品を見ながらゆっくり降りてくれば運動になりそう。

 年明けに試してみようかなと思っています。


マフラーを巻いて血圧を下げる



第2章 退院後の生活


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