首筋にカイロが効く

2017.1.5

 寒い朝です。朝6時過ぎにトイレに行きたくて目が覚めました。こういう時は悩みますね。ベッドを出るのは寒くてつらい。(マンションならそれほどでもないと思うのですが我が家は木造の1軒家です。)

 かといってベッド内にいてもトイレに行きたくて落ち着いて寝ていられません。というわけで、勇気を出して上掛けをとり、急いで足元に置いてあるドテラを羽織りトイレへ。

 寒いなあと思いながらトイレに行くわけですが、この時ふらつきを感じます。これはクモ膜下の病気から回復して入院生活を始めた時から感じているもので、めまいではなく浮遊感といった類のものです。

 基本的には生活にそれほど支障はないのですが、あまり気持ちの良いものではありません。というわけでトイレを終えてすぐに暖かいベッドにもぐりこみ、しばらく目をつむっていたら、再び寝ていたようです。

 「ありゃりゃ寝ちゃったか」と思って時計を見たら8時を過ぎていてびっくり。2度寝をすると、2回目は必要以上に寝てしまう事が多いようです。

 急いでリモコンを使ってエアコンの暖房のスイッチを入れ、同時にベッドからちょっと身を乗り出してファーヒーターのスイッチをオン。2台を同時に動かしていますが、ファンヒーターの温度表示は5℃でした。

 そのまま布団の中で首や足首のストレッチをしていると、室温は徐々に上昇。12℃位になったところで勇気を出して上掛けを足元へ。ここからストレッチの始まりです。

 脚や腰のストレッチを行い、とりあえずベッドの上で最後にやるのは腹筋。たった15回ですが、当初は全く起き上がれずまいりました。今は夜の方が少し起き上がりやすいように感じています。

 腹筋が終わるとベッドを出て着替え。少し動きやすい服装になって最初はNHKのラジオ体操。その後立った状態で行うストレッチをいくつか。最後にバランス練習。

 しかし今日はダメ。40秒前後しか持ちこたえられません。以上を終えると朝食ですが、バランス練習の結果が悪い時は、リビングに向かうときいつもより浮遊感が増すような気がします。

 ではなぜバランス練習の結果が悪いのか。ここ一か月半に渡ってバランス練習をしていますが、結果が悪い日はどうも気温が低い日と重なるようです。

 これまで調べた内容では、首に気温を感じるセンサーがあり、ここで寒さを感じると血管を細くして体表からの熱の放散を防ぐようです。その結果血圧も上がるという結果になります。

 しかし血管が細くなれば脳への血流もいつもより滞りがちになるので、神経系のはたらきが悪くなり、血圧上昇と同時に浮遊感も増すという結果になるのだと思います。

 という事は、以前も書きましたが、寒い時はネックウォーマーの着用等で首を冷やさないようにすればよいという結論になります。こうすれば必要以上に血圧も上昇しないので一挙両得です。

 というわけで、今は家にいるので臨時に首にタオルを巻いています。これによって少し血圧が下がって浮遊感が減ることを期待しています。

 今血圧を測ってみましたが、起き掛けとほとんど変化なく135/90ぐらいでした。残念ながらタオルの効果は認められないようです。

 ネックウォーマーや首筋にカイロを装着する
方法が良いのかなと思うのですが、ネットを見ると実際にその場所に乗せることを推奨しているページもありました。まだまだ寒い日が続くので、今日は近所のドラッグストアでカイロを買ってこようかなと思います。 


リハビリ病院で体操



第2章 退院後の生活


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