血圧改善は体重を減らすことから

2017.1.12

 血圧は嘘のように順調に推移しています。以前様々な対策を試みても、なかなか150/90を切らなかったのですが、最近は逆に150/90を超すような数値は滅多に出なくなりました。

 これはこれで非常にうれしいのですが、原因は不明。それでも1年ぐらい前の状態を思い浮かべながら、今と違っていることを考えてみると、先ずは体重

 昨年は62kgぐらい。身長172cmですから、これでちょうど良いぐらいだろうと思っていました。しかし私の体質はもともとがやせ形で、これでも太り過ぎだったのでは今は疑っています。

 つまり巷で言われるBMI指数には個人差があって、一律に誰にでも当てはまる指数ではないということです。実際今現在の私の体重は56〜57kgで、これで健康診断を受ければ間違いなくやせ過ぎという判定になるのだと思います。

 しかし体調は非常に良好。やせた分体が軽くなった感じです。というわけで体重が5kg、およそ1割減少。

 もし血圧が体重と比例関係にあるのなら(実際心臓がポンプの役目をするなら、割と関係は大きいと思っています)昨年の血圧150/90は135/81となり、最近日常的に測定している値とほぼ一致します。

 次に昨年と違ったことですが、病気以来晩酌を停止。ビールと焼酎を夏以降一切飲んでいません。(よく止められたなと思っていますが、それだけ病気のインパクトが大きかったわけです)

 その影響でつまみを食べる量も減り、体重減少につながったと思っています。つまりその差5kgはビールと焼酎とつまみの影響が大きかったという事です。

 一方昨年と違う事は、何回も書いていますが腰痛体操やストレッチを毎日朝と晩に行うようになったこと。内容はたいしたことはありませんが、継続した効果が徐々に表れています。

 さらに退院以来、リハビリ病院に行き週1〜2回ストレッチやマシンによる筋トレをおこなうようになりました。暖かければ外を歩くのが日課になっていたわけですが、寒くてそれが出来ないので(寒さで一時的に血圧が上がるのを避けるために)こういった筋トレを行う事にしました。

 この結果についてはまだよくわかりません。ただ開始当初より少しだけおもりを重くしても負担が減りました。また室内で自転車漕ぎ等の有酸素運動を行っているのですが、これも平均速度が上昇し、持続時間も長くなりました。

 また食事面もかなり気を遣うようになり、アルコールのつまみで脂っぽいものが減少。さっぱりしたものを意識。一時期鍋料理が増え、同じ時期に血圧が上昇気味になったことによりしょうゆの影響が大きいと判断。最近は鍋料理を控え気味にしているのですが、そのせいか一時的な150/90というような血圧上昇もなくなりました。

 それ以外では、体を温めることに必要性を認識し、ベッドの下に断熱シートを入れ、更に電気敷毛布を使っています。また日常的に太ももを冷やさないようにズボン下を着用。

 さらに寒い時は首筋にタオルを巻くようにしています。つい先日、更に保温効果を高めるために薬屋さんで首筋等に乗せる化学カイロも買ってきましたがまだ使っていません。

 まあありとあらゆる手段を講じているという事ですが、一番効果があったのはやはり体重減少だと思っています。


血管年齢が10歳以上多い



第2章 退院後の生活


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