「やってはいけない筋トレ」は参考になります

2017.1.23

 昨日は恒例のリハビリ体操の日でした。病院の一角に作られたストレッチや筋トレを行うコーナーに行き、先ずは挨拶をして着替え。と言ってもズボンをトレーナーに履き替えるだけです。

 続いて血圧測定。125/80という事で、私にしてみると理想的な値です。最近は上が120前後、下が70〜80台のことが多いです。そういう数値に慣れると、たまに上が140、下が90というような数字が出るとギョッとします。

 以前は常に高い状態でしたから、140/90というような数字が出ると、今日は低めだなと思いましたが、現状で140/90という数字を見ると、「こりゃ高いぞ。なんとかしないと」という気持ちになります。実際問題血圧が低いとなんとなく心臓の負担も軽くなって、拍動が軽やかになっているような気もします。

 血圧測定を終えるとマットに移動し、準備運動を兼ねたストレッチを行います。ビデオを見ながら行うのですが、いろいろな部位のストレッチが出てきます。

 しかも各ストレッチは3回以上行わないようで、2回やると次に進みます。これについて最近読んだ本では、同じストレッチを10回20回と繰り返してもあまり意味はないという事が書かれていました。

 1回1回を丁寧に時間をかけておこなうほうが良いとのことです。つまりグイ〜っと曲げていくわけですが、これも勢いつけて「えい!」とばかりに曲げても、筋肉は固くなるだけみたいです。

 ゆっくりじわ〜っと曲げていくのが良いようで、そうすると筋肉もそれに対応した成長をするということです。というわけで、一つ一つの動作を時間をかけて丁寧に行います。

 それが一通り終わると(およそ15分ぐらいです)いよいよマシンを使ったトレーニングですが、だいたい最初に自転車を漕ぎ、続いて各種のマシンで筋トレ、最後に再び自転車を漕いで、またマットに行き整理体操という順番です。

 自転車は慣れてきたのか、今は20分。最初は10分でも疲れました。スピードも時速14kmをキープしています。有酸素運動と持久力をつける効果があるようです。

 その後マシンにうつり、腕、胸、背中、腹、太ももと順に各筋肉を鍛えます。そんなことをやりながらトレーナーさんと雑談をするのですが、昨日は体脂肪の話になりました。

 聞いてみると簡単に測れるとのことなので、一通りのストレッチや整理体操が終わった段階で、現状の筋肉や脂肪の状態を測定してもらいました。

 身長と体重を測定し、金属の握りを持っておよそ1分間。よくある体重計で簡単に測れるような機械ではないみたいで、いろいろな数値が出てきました。

 まず注目の体脂肪率ですが、もともとやせ形でなので体脂肪率は15.6%でした。脂肪量が9kgぐらい。BMIが19.5でかなり痩せています。

 面白かったのはその先で右足、左足、右腕、左腕それぞれに対して体脂肪率と脂肪量が出てきました。右足は体脂肪率が13.9%、脂肪量1.3kg、左足14.0%、1.3kg、右腕10.2%、0.3kg、左腕11.4%、0.3kgといった具合です。

 この結果は小さなレシートのよう紙でもらいましたのが、これを血圧を記録している冊子に貼りました。一か月ぐらいで変化が出るという事なので、2月の終わりか3月初めにもう一度測ってもらおうかと思っています。

 というわけで約2時間が経過。心地よい疲れを感じながら戻ってきました。ちなみにそんなに気持ちが良ければ毎日やっても良さそうなものですが、ちょっと読んだ本によると3〜4日に1回やるのが筋肉づくりにはちょうど良いみたいです。

 スポーツマンなら鍛えぬくという必要があるのだと思いますが、健康維持のために行う場合はやりすぎてはいけないみたいです。ちなみにこういった記述があったのは「やってはいけない筋トレ」という書籍です。かなり参考になりました。

 アマゾンだと1円+送料(257円)ですね。分かり易くてお勧めできる本だと思います。


私が行っているストレッチ



第2章 退院後の生活


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