転院の経緯

2017.5.8

 最初に手術をした病院では、手術直後のリハビリの状況が良いと判断されたのか、ほぼ一か月後にさりげなく転院を勧められました。

 当時は回復してきたから転院を勧められたんだろうと思っていましたが、その後いろいろと知識が増えてくると、手術をするような病院では、次々と患者が表れるので、少し症状が落ち着いたらすぐに追い出されるという事になるようです。

 というわけでさりげなくそろそろ次の病院(リハビリを専門とする病院)に転院してもらいたいと言われるようになり、しょうがないのでネットを使って自宅近くのリハビリ専門病院を検索。

 当初はそんな病院なんかないだろうと思っていたのですが、調べてみると2軒該当。とぢらが良いのか迷いましたが、自分には判断基準がないため、病院の雰囲気を息子や妹に見てきてもらう事にしました。

 というわけで、私は病院の選択にはあまり関与していないのですが、片方が自宅から車で10分。もう一つが車で25分。近い方がいいかなと思ったのですが、近い方は施設が古く、なんとなく暗いイメージがあるとのことでした。

 遠い方は病院の雰囲気も明るかったという感想だったので、そちらを選択。あとになって看護士さんに該当する病院の雰囲気を聞いてみると、同業なので言いにくい部分もあったようですが、やはり私が選んだほうが人気があるみたいでした。

 というわけで手術から一か月後に転院。転院前のリハビリは、手術で衰えた体力を、なんとか食事や移動ができる程度に回復させたという事で、更に日常生活に耐えられるようにするのが二つ目のリハビリ病院の使命だったような気がします。

 ちなみに転院にあたっては再発の危険性も指摘されました。どうやら手術後2週間とか三か月といったあたりで一つの治療の山を越えるようで、それまでは注意が必要という事のようです。

 転院前後ではすでに書いていますが、便秘症状や腰痛で悩まされた以外、「こりゃ大変だ」と感じるような症状は全くなく、リハビリをやればやるほど元気になるという状況でした。

 ただ腰痛は結構しつこかったです。原因ですが、要するに少しずつ動けるようになったことで、逆に腰の周りの筋肉への負担が大きくなったと思われます。

 つまり長期入院で筋肉そのものが減ったのに(風呂に入った時鏡で見て、明らかに筋肉が減っていることが確認できびっくりしました)徐々に動けるようになったため、少ない筋肉に大きな負担がかかったという事だと思います。

 ちなみにこの腰痛ですが、9月の終わりごろから強く意識するようになり、転院した時期はかなり辛かった記憶があります。ところがこのブログを読み返すと、新しい病院で腰痛体操を教えてもらい、半信半疑で実行。

 すると10日から2週間で症状が消えたようで、10月中旬以降は腰痛に関する記載がありません。つまりいつのまにか解消したという事で、改めて振り返ってみると指導を受けた腰痛体操の効果があったと言えそうです。

 なおこの腰痛体操は、今も朝と晩に欠かさずベッドの上で行っています。おかげさまで今現在腰痛とは全く無縁になっています。


朝晩の腰痛体操


退院後の生活


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