血管(細胞)の柔軟性を高める食事

2018.6.16

 動脈硬化が改善できれば血圧は自然に下がってくるのではと思っています。ではどうすれば動脈硬化が改善できるのか。すぐに思い浮かぶのは運動。

 というわけでストレッチやウォーキングを思い浮かべるわけですが、昨日書いた動脈硬化のイメージ(硬くなってひび割れたゴムチューブ)を思い浮かべると、そんな硬くなった状態の血管で激しいストレッチやウォーキングを行ったら、そのまま血管がパキッと折れてしまうかもしれません。

 つまり硬化してガラス管のようになったゴムチューブを無理やり折り曲げるというイメージです。もちろん少しずつ少しずつ実行していけば、体の方もそれに対応して柔らかくなっていくとは思いますが時間がかかりそう。

 ということは、先ずはもう少しミクロな視点から、血管壁を構成する細胞や細胞同士を結合している組織の柔軟性を高め、血管内を流れている赤血球等の柔軟性を高める必要があるのかなと思えます。

 まとめると

・ 血管を作っている細胞の柔軟性を高める

・ 細胞同士を結び付けている組織の柔軟性を高める

・ 血管内を流れている血液の柔軟性を高める

ということが目標になりそう。

 ということで、先ず細胞の柔軟性を高めるために何が出来るかを考えてみると、第一に食事でしょうか。そこでネットで必要な栄養素を調べてみると(以下ネットで調べた内容を順不同で並べましたが、それぞれの食品の具体的効果については調べていません)

・ アルカリ性食品、抗酸化食品

 具体的には、ほうれん草、梅干し、漬物、ニンニク、ショウガ、ネギ

・ コンドロイチン

 長芋、納豆、オクラ

・ タンパク質

 ササミ、大豆食品、卵、牛乳

・ お酢、クエン酸

 柑橘類、イチゴ、パイナップル

・ ビタミン

・ ミネラル

 他にもいろいろ書かれているのですが、こうやって見ていくと、当たり前ですが野菜や果物を食べつつ、バランスの良い食事を摂ればよいということになりそうです。 

 つまり偏った食事をとっていると、ストレッチやウォーキングをいくら行っても柔軟性の効果は上がらないということになりそうです。

 実際私は効果があったのかどうかは定かではないのですが、リハビリ病院を退院して以来、ほぼ毎日朝起きると30分ほどストレッチを行って、朝食は食後にりんごを1個食べるようにしているのですが、体調はそこそこ良いなと感じますし、血管年齢も改善したように感じています。
  


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